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LocalStackとterraformでAWSのローカル環境を構築する

· 11 min read
Nico
Nico
Software Developer

AWSに関連する開発を行う時、どうしても「完全なローカル環境で開発や動作確認をしたい」と頭によぎってしまいませんか。無料利用枠があるとはいえ開発用にアカウントを作成するのは少し手間だし、なにより無料利用枠を思いがけず超過してしまう可能性もありますよね。

筆者は新米の頃(5~6年前)、勉強もかねてAWSのアカウントを構築して色々と試してみていたのですが、ある日、当時としてはとんでもない金額が請求されていることに気づきました。 勉強用に作って使用していたアカウントのクローズを忘れており、色々なサービスを稼働させ続けてしまい... 高い勉強代...

会社で共有の開発アカウントがあるとしても、自分の操作が他の人に影響を与えるかもしれないし、それこそ意図せぬ大きな課金を発生させてしまいまねませんよね。

本記事では、以下のツールを利用して、自分のローカル環境でAWSサービスの動作確認をできるようになる手順を紹介できたらと思います。

  1. Docker desktop
  2. LocalStack (AWSのモックを提供しているサービス)
  3. tarraform-local (Terraformをローカルで実行するのに便利なツール)

aws-cliを利用して構築することも可能ですが、本記事ではTerraformを利用してAWSのサービスを構築する手順を紹介しています。Terraformの学習用環境としても利用できるのではないでしょうか。

Terraform/tfenvのinstall手順

· 6 min read
Nico
Nico
Software Developer

IaCは今となっては必須となってきていますよね。もちろんコードで構成管理ができることやマニュアル構築による負担の軽減、ヒューマンエラーのリスク管理などメリットは様々あるでしょう。 外部からの監査の際にインフラ構成のレビューとしてIaC対応できているかということもチェックされるケースがあるようです。 監査人側からしたら、インフラ構成をコードでレビューできるほうが嬉しいからでしょうか?(真相はわかりませんが。)

これからアプリのインフラをクラウドで構築しようと考えている方は、よっぽどの理由がない限りIaCを使って構築しておくほうがベターだと強く思います。前述した監査のこともありますが、マニュアルで構築し本番稼働してしまったアプリインフラを「やっぱりIaCとして管理したい!」となると、ある程度の覚悟が必要になるので...。

本記事ではTerraformの導入を考えている方向けにインストール手順と簡単な使い方を記載しておきます。

また、実際の現場ではTerraformのバージョンを指定することが多いでしょう。プロジェクトごとにバージョンを簡単に切り替えられるように、tfenvのインストール手順を紹介します。

運営者について

· 4 min read
Nico
Nico
Software Developer

はじめまして

運営者のNicoです。海外滞在中につき英名をつけてみました。英名をつけると便利なことに気づきます。 このようにブログを執筆する際にペンネームのような意識で使うことができたり、ゲームするときにプレイヤーネームに悩むことがなくなります。お勧めです。

Nicoがブルードッグの運営者です。以後、お見知りおきください!